障害児支援事業所で感じたこと

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娘が事業所で作ったケーキ

昨日と一昨日、娘の勤務先である障害児支援事業所で、放課後支援の送迎運転手をしました。

なんでも運転スタッフが急に辞められて、ローテが回らなくなったとのことで、急遽駆りだされたわけです。娘と息子がとてもお世話になっているし、娘の仕事ぶりも見れるかもと思って引き受ました。

7人乗りの車を運転して、4、5名の利用者児童を自宅に送るという2時間くらいの仕事です。走行中に何かあってはいけないので、もう一人のスタッフさんが乗り、道順をナビしてくれます。私は運転するだけとはいえ、乗ったことのない車で狭い路地をあっち行ったり、こっち行ったり。絶対事故は起こしてはいけないし、なかなか神経を使う仕事でした。

昨日は、自閉症をもつお子さんが、私の車に乗るときパニックを起こし、急遽別の車で送るというハプニングもありました。

ダウン症をもつ息子は、とても穏やかでパニックとは無縁です。今まで私自身、自閉症のお子さんと接した経験がないわけではありませんが、やはり強いパニックを目の前で見るとタジタジになってしまいます。もちろん、スタッフの皆さんは、冷静に的確な対応をしておられましたが、もし自分がこの仕事についたら、じき慣れることはできるんだろうか、などと考えてしまいました。

娘はこの仕事に対して、ストレスよりもやりがいの方を強く感じているようで頼もしい限りなんですが、いかんせん人手不足でオーバーワーク感は否めません。

いい政治家が出てきて、このような事業者にもっと手厚い制度を作ってくれないかなぁと思ってしまいました。

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